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歯周病のおはなし
 
歯周病治療の流れ

基本治療(初期治療)

この部分の治療は最も大切で、当院では歯周病学会認定歯科衛生士による各患者さんの担当制を行っています。歯肉炎と軽度から中程度の歯周炎であれば基本治療で治ってしまいます。簡単に説明すると、
「きちんとした病状把握のための検査」と「治療のための歯磨きの指導と丁寧な歯石取り」です。

最初に検査として
レントゲン撮影、お口の中の写真の撮影、プラークの付着の診査、歯ぐきの検査を行います。

次に検査データーにもとづいて
「歯周病の状態の説明」と「歯周病を治すための歯磨き方法の指導」
を行います。これは今まで歯を磨いていたのに歯周病になってしまったのですから、今までの歯磨きと違う歯磨きが必要だからです。

更に歯石取りです。
当院に来院される患者さんでも歯石取り(スケーリング)をされた経験のある方が沢山います。しかし、中程度から重症の歯周炎の患者さんには更に丁寧な歯ぐきの中の歯の根の表面にこびりついた歯石を取る(SRP)必要があります。

全体のSRPが終了した後は再度プラークの付着情況と歯ぐきの検査を行い基本治療の成果を確認します。

歯と歯肉の断面図
 

位相差顕微鏡

歯周病菌は歯磨きがしにくく汚れ(プラーク)の溜まりやすい部分から始まることが多く、この部分のプラークを顕微鏡で見ると動き回る菌が見られます。
これらが歯周病の原因菌です。
これらを効率良く取る歯磨き(プラークコントロール)が治療の鍵をにぎっています。

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