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2020年9月の記事

小学校歯科健診

2020/09/21

前回のブログは、小須戸保育園の歯科検診についてでした。

今回は、小学校の歯科健診についてです。

 

先週の水曜日、学校歯科医を担当している新潟市秋葉区の小須戸小学校の歯科健診に行ってきました。本来なら学校での歯科健診は毎年6月30日までに行うことが、学校保健法で決められています。しかし今年は新型コロナウイルス 感染拡大の影響で、6月30日までに実施することができませんでした。そのため特例として令和2年度末までに行うことになりました。

 

小学校も春休みから続く4月から5月は、休講等で大変な時期でした。4月から新学期が始まる事を楽しみにしていた児童も多くいたと思いますが残念でした。いつもと違う長い突然の休みで、児童の皆さんも自宅での勉強や生活リズムを作ることが難しいようで、お口の中も例年と違い少し歯磨きが行き届いていない感じがしました。特に5年生ぐらいになると上の前歯が乳歯から永久歯に生え替わり、今までの歯磨きでは歯ブラシの毛先がうまく届きませんので、この部分に磨き残しが多く見られました。やはり歯磨き教室を実施した方が、良いと感じて帰ってきました。

 

例年うめつ歯科医院では、小須戸小学校で歯磨き教室を行ってきました。今年はいつものような方法で行うことはできませんが、例年と違う方法で感染拡大を防ぎながら行う方法を検討中です。

保育所歯科健診

2020/09/05

今年は、コロナウイルス感染症の影響で、例年6月末までに行われる保育所や学校の歯科健診が延期されて来ました。

 

 

9月に入りやっと感染拡大も落ち着き歯科健診の再開が決まりました。早速、9月2日の水曜日、園医をしている新潟市秋葉区の小須戸保育園の歯科健診に行って来ました。

当日は157名の園児のお口の中を見せていただきました。毎年感じる事ですが、年々お子さんのお口の中がキレイになって、むし歯も減って来ています。

とても嬉しい事です。

 

 

 

大人になってもむし歯を少ない状態に保つための第一歩は、5歳までに
むし歯になった事が一度も無い事です。そうする事が出来た口の中はむし歯菌が少なく、6歳ごろに出てくる最初の永久歯の奥歯の6歳臼歯もむし歯になりにくいと考えられます。

写真の一番奥が、口の一番奥に出て来た6歳臼歯です。まだ半分歯茎に覆われています。この時期から仕上げ磨きでフッ化物入りの歯磨き剤を擦り込んで磨いてあげてください。

このように、まずは5歳までむし歯を作らないを目標にする事と、保護者の皆さんも
家庭でむし歯予防のフッ化物の利用、仕上げ磨きなどしてみてください。
うめつ歯科医院も定期検査に来院されるお子さんと保護者のかたには、お口の中をよく見ていただき口の一番奥に出て来た6歳臼歯の仕上げ磨き、家庭におけるフッ化物の利用法をお話ししています。ポイントがわかるとむし歯予防はそんなに難しい事ではありません。

ぜひ、お家で行なって頂ければと思っています。

 

 

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