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2011年9月の記事

台大蘭園(2)

2011/09/27

 さて、やっと歩いて着いた台大蘭園、応対に出てくれたのは日本語が上手な楊さんでした。

今回持って帰る予定の蘭を見せていただいて話をしているうちに、何と!カトレアだけの輸出許可証(CITES)しか取れず、パフィオは間に合わなかったとの事!
蘭はワシントン条約で保護されていますので、このCITESが無いと日本に持ち込めません。
7月にFAXして必要な情報は全て送ってあるのに!
担当していた林さんが退職して、引き継ぎされていなかったらしい、さすが台湾です。
この辺はアバウト、おおらか、いちいち怒ってもしょうがないのでカトレアだけ持って帰ることにしました。
パフィオは「10月に国際郵便で送るから大丈夫です」と約束してもらいました。(不安)
帰りに「近くの町で蘭展がやっているので見ますか」と言われ寄って来ました。
このパフィオはhangianumとS.Gratrixの交配です。私も持っていますが4年経っても全く咲かない難しい品種です。
こっちはチャールスワーシーというパフィオ、これも持っていましたが枯れてしまいました。しかし、本当に大きいですね。
こちらのカトレアはブルーインディゴという品種、日本で育てるのと大きさが違います。
ここまで来て蘭に興味の無い方は???ですよね。
実は蘭は色々審査基準がありますが、その中の大事な項目は花の大きさです。
従って咲くと花の大きさを定規で測ります。その単位はmmです。まあアホの世界ですね。
蘭展を見て電車の駅に送って頂きました。
その町の名前はずばり「花壇」電車の駅も写真の様に「花壇」でした。
その夜は台中の夜市で食事、台湾の夜市は規模も大きく色々なショップやB級グルメの天国です。夜中の12時近くまでやっています。
安いし美味しいし、レストランで食べるのと違いまた楽しいです。
美味しい店を探すのは簡単です。世界共通のルールで「混んでいる店」に入ること。
また、水道が完備されている店も安心できますね。(笑)
夜市の1件の店でこれだけのメニューがあります。日本の屋台と違いますね。
今回頼んだのはこの料理、どれも本当に美味しい、しかもビール5本飲んで全部で3,000円ぐらいです。
明日は台北に戻る予定ですので、台中の夜を堪能しました。

剪定後の月桂樹

2011/09/25

 春に玄関脇の月桂樹が伸び過ぎ、庭師の坪井さんに剪定していただきました。

夏が過ぎもうこんなに茂っています。根が元気な木は剪定しても、枝がどんどん伸びます。
背は低くなりましたが、横のボリュームは以前より有るかも知れません。
樹勢の強い木は、本当に成長が早いですね。
冬前に下の方だけでも、また軽く剪定して葉を乾燥して、患者さんにお裾分けしようかと思っています。
この写真の春の時は、予想より早く無くなってしまってびっくりしました。
月桂樹の葉
今度はもう少し沢山用意しないといけませんね。

台大蘭園

2011/09/21

 今回の台湾旅行は、今まで行かない所に行きました。

羽田空港からのANAの台北松山空港行き、羽田を離陸して15分程で右手に富士山が見えて来ました。
まるで航空会社のパンフレットの写真みたいですね。
台北に到着した後、タクシーで台北駅へ、ここで高速鉄道に乗り台中へ、高速鉄道は路線はドイツの技術で作り、車体は日本の新幹線の技術で作成されました。
現地の人も新幹線(発音はシンカンシュェン)と呼ぶ事が多いです。
翌日は一緒に行った先生達と別れ、1人でローカル線に乗り彰化県の大村郷の「台大蘭園」に到着。
ローカル線の中は日本と同じ雰囲気です。
実は本当は近くの員林と言う駅に降りたら、電話して蘭園の人が迎えに来てくれることになっていました。
しかし、降りる駅を間違え一つ前の大村で降りてしまいました。
「まあいいか」確かに蘭園の住所にも大村郷とあるし、タクシーで近いだろうと簡単に思っていました。
しかし、駅の前にはタクシーなんかいるような大きな駅ではありません。
蘭園に電話しても通じない!
しょうがないので、1人いた駅員さんに聞いて歩いて行く事にしました。
こんな時に現地の言葉が話せると本当に良かったと思いました。勉強していて良かったです。
途中の道は大きな幹線ですので、地図が無くてもわかりやすい場所でした。
暑い中30分ほど教えられた通りに歩いて台大蘭園に到着、蘭園の人は迎えにいくはずの日本人が突然目の前に現れてびっくり!
蘭園の農場はこんな感じです。日本では暖房装置も要りますが、さすが台湾!田んぼの真ん中にだーっと日よけだけした栽培棚が並んでいます。
蘭園の中はその他胡蝶蘭等が一杯咲いていました。
今日はここまでです。

満開

2011/09/11

夜はだいぶ涼しくなりました。やっと良く眠むれますね。

 さて庭のノウゼンカツラが満開です。
ノウゼンカツラの花は強い日差しの夏に、本当に良く似合い大好きです。

「今頃?」と思う方は、園芸好きの人です。
本来は下のようにノウゼンカツラは、花はもう終わりの時期です。
実は今満開の花は2番花です。
最初の花は6月の終わり頃から咲き始め、ワーッと咲いて8月のお盆を過ぎるとほぼ終わり。
この花をいかに長く咲かせるか。簡単な事ですが方法があります。
数年前、あまりに伸びて来た枝を、6月の初めに剪定しました。
そうしたら、そこから脇芽が出て来て、また伸びるのです。
しかし、春に伸びた枝よりは発育が遅く、約2カ月遅れての開花となりました。
そのことを知ってから、毎年6月に軽く枝の剪定をして長く咲くようにしています。
左上が2番花、右側の2本は1番花でもう終わりです。
ついでに今年はサルスベリ(百日紅)もだいぶ盛りはすぎましたが、沢山咲きました。
小さな庭でも少し手入れをし始めると色々と変化があり、面白いと感じます。

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