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2011年8月の記事

乳酸飲料

2011/08/31

 昨日、10ヶ月のお子さんを連れたお母さんが、お子さんのむし歯予防の為にフッ素塗布を希望して、当院に初診で来院されました。


初めてのお子さんで、むし歯について色々心配されていました。

生えているいる歯は上下4本づつで、合計8本。そろそろむし歯予防のフッ素塗布を始めても良い時期です。

色々お話を聞いて、御心配な事の相談にのっていましたが、改めて考えてしまったことがあります。

ちょうどそろそろ離乳の準備で、離乳食を食べ始めたころです。この時期に気を付けなければいけない事は「砂糖」を取らないようにする事です。


今更ですが、「特に3歳までは、砂糖をなるべく取らないように育てましょう。」とお話し

いたら、乳酸菌飲料のことになりました。お母さんは時々飲むそうです。

しかし、あの小さなボトル(65~70ml)に砂糖が11gぐらい入っている事を話すと、

驚いていました。

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これをコーヒーカップに換算すると、約20g以上!

一番細い3gのスティック•シュガーで7本です。そんなにコーヒーに入れると、

とても甘くて飲めません。

しかし、非常に酸っぱい乳酸菌飲料を飲みやすくするには、それほど入っているのです。

この話題は結構、歯科健診でもお話する項目ですが、まだまだ知らない人が沢山います。

けしてお子さんには、飲む習慣をつけないでくださいね。

1歳児歯科健診反省会」

2011/08/03

 先週の金曜日は新潟市秋葉区の「1歳児歯科健診」の22年度の反省会でした。

1歳児を対象に歯科検診を始めたのは平成3年旧新津市の依頼からでした。はやいもので今年で20周年です。
当時、旧新津市の市之瀬地区の乳幼児のむし歯が多く、その地区を担当していた市の保健師のIさんがどうにかしたいと言う熱い思いで私の所に相談にいらしたのが始まりです。
私も大学で小児歯科の教室に勤務していたので、その教室の教授の下岡正八先生の行政の会議に出席して帰って来て「ばっかやろー、健診だけしてデータだけ取ってむし歯なんか減る訳無いだろ!」と怒っているのを知っていましたので、市の保健師さんに「健診だけするのは止めましょう!健康教育が最も大切です」とお話して健診と健康教育、相談と3つを組み合わせた事業にしてもらいお手伝いさせていただきました。従って時間も歯科だけで普通の1歳半、3歳児健診の倍の3時間を用意しました。
下岡教授は日本橋生まれの生粋の江戸っ子!怒るとべらんべいの東京弁丸出しです。口は悪いですが、本当に物事の本質を捕まえ指導していただいたのが今も大変役に立っています。そのうち下岡先生語録もアップ出来るかも知れません。
さて、1歳児のこの事業は「お口の中をのぞいてみよう会」という名前になりました。
当時としては健診、相談,指導の3つをきちんと時間を取り行なっていた行政の歯科の事業は無く、画期的だったと思っています。(自画自賛)
記念すべき第1回は参加者2名!

ゆっくり半日かけて私とうめつ歯科医院の2名の歯科衛生士、旧新津市の保健師さんの4名で子育て、食事(離乳食)、歯科健診、歯磨き等の指導、相談などをしました。
第2回目からは対象地域を市ノ瀬と荻川地区に広げましたので参加者は増えました。
現在は新潟市に合併されましたので1歳児歯科健診となりましたが、歯科医師、保健師、歯科衛生士、栄養士というスタッフで行なっています。さすがにうめつ歯科医院だけでお手伝いするのが難しいので秋葉区の有志の先生も参加され、毎月1回行われています。
この事業成果だけではないと思いますが、結果も確実に現れていて子どもたちのむし歯は非常に減りました。平成3年当時旧新津市の3歳児でむし歯のあるお子さんは61、6%でしたが、昨年は18、5%まで減少しました。

開業しても自分の医院の中の診療だけではなく、地域での保健活動は開業医にはとても大切なことと思っています。

最後に1歳から1歳半までの時期の離乳食を進めて行く時のOne Point アドバイスです。

単なる月齢で進めるのではなく、歯が生える状態をみて決めて下さい。奥歯が生えたら食べ物を噛み潰せます。奥歯が生えない前に硬い物をあげても咬めません。丸呑みしてしまいます。


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