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矯正治療
 

うめつ歯科医院の矯正治療

矯正治療をする場合どの時期に始めるかはそれぞれの噛み合わせの状態で変わります。
一般的に受け口の治療は比較的早期に行なう方が良い場合が多く、その他は

  • 上の前歯が永久歯に生え変わり始めた頃に行なう(I期治療)
  • I期治療と永久歯になってから仕上げの治療(II期治療)
  • 全てが永久歯になるまで待ってから行なう治療

があります。
それぞれ患者さんの歯の発育状態や骨格のレントゲン写真、歯型、お顔の写真等
の診断資料を取り、お子さんの状態により何時から矯正を始めるか、どのような
装置を使って行なうかを決めます。

 

以下、うめつ歯科医院で歯並びの治療に使う代表的な装置を説明します。

 

うめつ歯科医院で歯並びの治療に使う主な装置の紹介

ムーシールド

※4歳ごろからの受け口の治療はムーシールドという装置を使います。
この装置は比較的低年齢のお子さんにも使用でき効果的です。
取り外し式ですので、自分で入れたり出したりできます。
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上の写真の説明
このお子さんは、いわゆる受け口(下顎前突)の状態です。特に右の犬歯から左へ5本の前歯が受け口の状態でした。 (4歳7ヶ月)

左下の写真の説明
お口の中に入れた状態です。左右の黄色と水色の物は写真を撮るための道具です。ムーシールドはピンクの透明の部分です。これを寝る時にはめて寝てもらいます。

右下の写真の説明
ムーシールドの写真です。
顎が非常に小さいので、既製のムーシールドでは合わないため当院で作成しました。

 

T4

 
上の歯並びが下の歯並びより前に飛び出ている、いわゆる上顎前突や、
噛み合わせが非常に深く、噛み合わせた時に前から見て下の前歯の2/3以上が隠れてしまうディープバイトの場合に使います。取り外し式ですので、自分で入れたり出したりできます。
:::スクリーンショット(2011-04-09 20.13.04).png

上の写真の説明
噛み合わせが深く下の前歯の2/3が隠れてしまっています。
このような場合は、一般的に後ろの第一大臼歯(6歳臼歯)の噛み合わせも上顎前突の状態を示します。

左下の写真の説明
T4をお口の中に入れたときの状態です。夜寝ている時や家庭でテレビを見ている時や勉強をしている時等に入れていただきます。

右下の写真の説明
T4には乳歯列用のT4 Kid’sや永久歯列用のT4Aなど色々なサイズのものがあります。

 

バイオネーター

 
この装置も上の歯並びが下の歯並びより前に飛び出ている、いわゆる上顎前突などに用います。頭の骨のレントゲン写真を撮り、適応になる症例を慎重に選び使っていただきます。
取り外し式ですので、自分で入れたり出したりできます。
:::スクリーンショット(2011-04-09 20.13.04).png

上の写真の説明
いわゆる上顎前突の状態で、かなり上の前歯が出っ張っています。

左下の写真の説明
装置をお口の中に入れたときの状態です。夜寝ている時や家庭でテレビを見ている、勉強をしている時等に入れていただきます。なるべく長い時間入れていた方が効果的です。

右下の写真の説明
歯型を採って、それぞれの患者さんのお口に合わせて作成します。

 

拡大床

 
歯並びが狭く前歯にデコボコがある時に歯並びを広げるために使う装置です。上顎だけでなく下顎にも使うときもあります。取り外し式ですので、自分で入れたり出したりできます。
:::スクリーンショット(2011-04-09 20.13.04).png

上と左下の写真の説明
顎が小さく大きな永久歯が並びきれず、右上前歯は少し中に入っています。

右下の写真の説明
拡大床を上顎に入れた時の写真です。
第一段階の治療として、上の顎を広げる装置を入れ、顎が広がったら中に入り気味の前歯を外側に出す拡大装置を入れた状態です。

 

クアドへリックス

 
歯と顎の大きさのアンバランスから永久歯がキレイに並ばない場合、顎を広げることで永久歯を抜かないで、歯並びを治す場合があります。そのような場合は顎を広げる装置を使いますが、拡大床だけでなく、はめ込み式の針金装置をお口の中に付けて広げることがあります。色々な形がありますが、針金にループを4つ組み入れた装置はくクワドヘリックスと呼ばれます。これは自分で取り外し出来ません。
:::スクリーンショット(2011-04-09 20.13.04).png

上と左下の写真の説明
顎と歯の大きさのアンバランスで歯がデコボコに並んでいます。また前歯が前に出ていて上顎前突の状態です。

右下の写真の説明
マルチブラケット装置を付ける前処置として、上の歯並びを左右に広げるために、歯並びの内側に装置を入れました。

 

マルチブラケット装置

 
1本づつの歯の表面に接着剤で金具を貼付け(歯は削りません)針金により、歯並びを治す装置です。それぞれの歯の細かい位置を決める事ができます。色々なマルチブラケット装置がありますが、うめつ歯科医院では、透明のプラスティックのブラケットと金属のブラケットの2種類を患者さんの希望で選んでいただいています。

◆透明ブラケット(プラスティック)の場合

上と左下の写真の説明
歯と顎の大きさのアンバランスから前歯がデコボコです。また上の前歯も少し前に飛び出ている上顎前突の状態です。

右下の写真の説明
患者さんの希望により金属より目立たない透明プラスティックのマルチブラケットを付けました。奥歯のブラケットと針金は透明ではありません。

◆金属ブラケットの場合

:::スクリーンショット(2011-04-09 20.13.04).png

上と左下の写真の説明
顎と歯の大きさのアンバランスが大きく、また上の前歯が前に出ている状態です。

右下の写真の説明
永久歯を上下左右各1本の計4本抜歯して、金属ブラケットを付けた状態です。顎の拡大だけでは、アンバランスを改善出来ない場合は、永久歯の本数を減らし、その抜いた隙間を利用して歯のデコボコを修正して、キレイな歯並びにしてゆきます。

 

保定装置

 
この装置はキレイに歯並びを治して、マルチブラケット装置を外した後にお口の中に入れておく装置です。
せっかく長い期間かけて歯並びを治しても、マルチブラケット装置を外すと歯は元の所に戻ろうとします。従ってブラケットを付けていた期間と同じか、その1,5倍の期間このような保定装置を入れてお必要があります。そうすることでキレイに治った歯並びが安定します。
この装置も取り外し式ですので、自分で入れたり出したりできます。
:::スクリーンショット(2011-04-09 20.13.04).png

左上の写真の説明
歯並びを治し終わりました。

右上の写真の説明
上の歯に取り外し式の保定装置を入れています。

左下の写真
装置を入れた状態での正面の写真です。細い針金が上と下の前歯の部分に見えます。

右下の写真の説明
下の歯に取り外し式の保定装置を入れた状態です。

上に紹介した以外にも、診断結果により色々な装置を使い歯並びの矯正治療を行なってゆきます。

 
 

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