2012年3月の記事

歯周病と喫煙

2012/03/19

以前禁煙した患者さんの歯ぐきの色素沈着が消えて来たことを書きました。

 喫煙率の低下が著しいようです。
特にこの数年男性の減少幅が大きいようです。
その一方女性はあまり変化無く12%程度です。
日本人平均でついに20%を切りました。
しかも厚生労働省もついに喫煙率を下げる目標値を設定しました。
以前から目標値を示す事には、各種団体からの慎重な意見があり出来ませんでしたが、今回はきちんと目標値を定めました。
当面の目標値は10年後に12%で、現在の約60%です。
問題はこれを達成するのにどのような施作を実施してゆくかです。
色々な分野からのアプローチが必要でしょうね。
数年前から健康保険で喫煙者に対しての禁煙支援を適応した事も1つの方法でした。
歯科でも歯周病の因果関係が沢山報告されています。
一般的には歯周病に関して、喫煙者は非喫煙者に比べて4~5倍のリスクがあると言われています。
うめつ歯科医院では歯周病の患者さんには治療に際して、かならずタバコの問題についてお話しています。
また、喫煙は個人の嗜好問題ではなく周りにいる家族、特に子どもたちにも影響があります。
私たちも今後も子どもたちのためにも、禁煙のお手伝いをしてゆこうと思っています。

診療以外歯科医師の仕事

2012/03/11

 さて、今日のテーマは「歯医者さんて診療以外の時間は何してるの?」です。

大学を卒業して小児歯科の医局に残っていた頃は、帰宅は9、10時は普通でした。
私がいた20年前は診療後、夕方担当学生さんが質問に来たりします。
その質問やその日の治療の説明が終ると7時くらい。
今は、学生さんは時間通り6時までには終るそうです。
もちろん学生さんはその後自分で勉強でしょう。
私はそれが終ると研究活動です。
大学は診療•教育•研究が3つの柱です。研究に使う時間は結局夜の7時過ぎでした。
特に学会発表の直前は12時過ぎまでは普通でした。
そんな時、ふと思うのは「開業すると診療以外に仕事はそんなに無いので良いだろうな」ということでした。
ところがいざ開業してみると、これが結構色々な仕事があります。
結論から言うと「大学で勤務していた方が、それでも自由時間はあっただろうな」です。
本当に「隣の芝は青く見える」の世界でした。
但し、この自由時間の定義が難しい。
結局、今忙しいのは、自分で主体的に決めたことを行なう時間が沢山必要だと言う事です。
大学時代は誰かが決めた予定に従って動く、特に大学に残って5、6年以内はそうでしょうね。
今は、診療、自己研修、医院運営等もスタッフと協力して行なっていますが、最終責任者は院長の私。
ここの所が大きなポイント、やろうと思うといくらでも仕事が出て来ます。
昼休みには紹介状を書いたり、患者さんを紹介していただいた先生にお礼とご返事を書くことも多いです。
また、来客の方とお会いしたりして、結構昼休みはそれで終ってしまいます。
更に、思いついたブログのテーマを下書きにしておくことも大事な仕事。
夜は歯科医師会の会合やその他会議で、帰宅は9時過ぎの日も多い、今はだいぶ減りましたが一時は週に3、4回はそのような会議があり、帰宅は9時、10時という時代もありました。
ちなみに友人の新発田市のI先生は、朝の4時過ぎに起床して朝からその日のカルテに目を通し、その他雑用をこなし、9時から診療、診療終了は7時ぐらい、その後また細々とした仕事をして、帰宅は9時過ぎ。
やはり何処までも忙しいという現実は変わりません。
さて、今日は日曜日、午前中は蘭を預かっていただいている温室で蘭の手入れ。
午後は、今週の中国語と英語のレッスンの復習、夕方と9時過ぎに英語のレッスンで1時間半。
その合間に今月で代表幹事が終る新潟臨床小児歯科研究会の幹事会の引き継ぎ資料の作成。
ついでに、そろそろ5月の日本歯科大学の5年生の講義のアウトラインの作成でもしようかと考えています。
やっぱり閑無しです。

iPhone 4s

2012/03/09

 先週、遅ればせながらスマートホンに機種変更した。

変えたのは「iPhone 4S」。
自宅も,診療室の治療台の横の説明用PCもMacなので、自然な流れ。

これがなかなか大変!
1週間かけてやっと色々な設定を終った。
その間Appleのサポートセンターに何回電話しただろうか。
その度に設定、使用方法を親切に説明してくださる。
最後には登録アドレスに説明した内容をまとめて送ってもらえる。
メモを取ることも必要最小限ですむ。本当に有り難い。
しかし、設定が終って使ってみるとやはりiPhoneは携帯電話では無い。とにかく便利。
電話付きのPCなので何でも調べられる。また、検索すると役立ちそうなアプリも山ほど有り、しかも格安や無料で提供される。
後輩のDrは自分の糖尿病の血糖値の管理もiPhoneで行なっている。
もちろんSkypeもインストールしたので、台湾の友人ともTV電話で通話出来る。
語学の教材も山ほどWebの世界には提供されている。
ここまで色々な事ができると、何が出来るのかというより、何をしたいか。
それを見つけることが大切だと思う。

咬む事の大切さ3

2012/03/07

 咬むことの大切さの3つ目です。

3)口の回りの筋肉、舌の動き等、飲み込みに関係する機能の発達に対する効果です。
この項目も歯並びに関係することです。
「最近のお子さんは歯並びが悪くなった」これは本当でしょうか。
実はこの見解には色々な意見があります。
以前日本小児歯科学会が調査した事がありますが、この事実を肯定する調査結果にはなりませんでした。
しかし、少なくともきちんと咬む事は歯並びに影響するという意見に、賛成の歯科医は多いはずです。
歯並びは顎の成長と深い関係があります。きちんと顎の骨が成長してゆけば、特に永久歯が先天的に欠如しているとかの異常が無ければ、自然に永久歯はキレイに並びます。
顎の骨がきちんと成長するには、お口の回りの筋肉(唇、舌の動き、飲み込みに使う喉の筋肉等)がきちんと機能することも大切です。
従って物を食べる時には、唇を閉じて、奥歯でよく噛んで、最後に舌と喉を使ってゴックンと飲み込む。
この一連の動きが大切です。
この際に下顎に、いわゆる梅干しと言う状態の異常な筋肉の緊張があったり、唇を閉じる筋肉の力が弱く口を開けてくちゃくちゃ食べたりしていると、様々な不正咬合を引き起こす可能性が出て来ます。
すこし本題から外れますが、鼻が悪く何時も口呼吸をしていると、口を閉じる力が弱く、これも不正咬合の原因の一つになる事があります。
これらが正常な範囲から外れ始めるのは何時頃からでしょうか。
授乳期からと言う先生もいます。また、離乳食の始まる時期からと言う先生もいます。
この辺はまだまだ小児歯科の分野でも、調べてみなければいけない大きなテーマの一つと考えられています。

休日急患センター

2012/03/05

 1月の初めに新潟市の「休日急患歯科センター」で当番医として診療して来ました。

さて、今回は自分がお世話になるはめになってしまいました。
と言ってもむし歯ではありません。お世話になったのは同じ建物の中の1階にある「休日急患センター」です。
今回お世話になったのは、医科の患者さんのための夜間、休日急患センターです。
さて事の成り行き。
どうも、金曜日くらいから右腕の付け根の脇の下から、二の腕にかけてピリピリ痛んで、神経痛様の刺す様な痛みがあり、土曜日にはだんだん激しくなってきました。
「何か変、在宅診療で不自然な姿勢で治療して来たからだろうか?」と思っていましたが、土曜の診療終了後、Skypeで中国語と英語のダブルヘッターの授業をこなし、やれやれと思っていました。
そして「あっ!これ帯状疱疹だ!」と気がつきました。
数年前左目の上から頭部にかけて帯状疱疹になり、結構大変でした。
自宅に帰り、鏡で脇の下を見たら、やっぱり赤い発疹が出ています。
「困ったな。水曜日の休みまで我慢して,水曜日に皮膚科に行こうか」と家内に話したら、「もっと悪くならないうちに、明日休日診療で看てもらったら」と言われ、「そうか、その方法が有ったな!」と気が付きました。
日曜日も結構フルタイムで予定を入れていたので、何時に行こうかネットで調べてみたら、夜間診療を休日前は朝の9時までやっています。
なんとすごい!
早速、朝の7時半に行き、徹夜明けの内科の女医さんに看ていただきました。
さすがに先生も徹夜明けでだいぶお疲れの様子でした。
休日診療に気が付かないなんて灯台下暗しだと思いながら、有り難いと感じていました。
おかげさまで日曜日の予定は変更せず全て終了。
良い体験でした。
改めて日本の保険制度と社会保障制度のすごさを実感しました。
TTP参加でアメリカの民間保険会社は、この制度の崩壊も狙っているのでしょうか。
心配です。

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